Ornette Coleman & Prime Time   『Virgin Beauty』

 今日は、テキサス生まれのジャズ・セックス奏者「Ornette Coleman」さんのお話でございます。
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 1年前に85歳でお亡くなりになってしまいましたけど、どんな年になっても、全く陰りも感じないぐらいにサックスを吹き続けてくださいました。
彼のアルバムは、どれもポップな曲ばかりなんですけど、今回は、僕が一番心に残ったアルバムをご紹介させて頂きます。
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          88年に発売された『Virgin Beauty』

この時期は “Ornette Coleman & Prime Time Band” という名前で発売していました。
基本的にはジャズの世界ではあるのですが、多くの若きロック系のメンバーをも含めてのグループでした。
個人的には、やはりプログレすらも見えてくるぐらいの輝き!
それが見え隠れしている気が致しました。
今回は、表紙も含めてロックが見えてしまうアルバム『Virgin Beauty』の名曲を、出来るだけアルバム通りに進めていきたいと思います。


 それでは1曲目「3 Wishes」を聴いてください!
 イントロからいきなり殺られます。
ある意味ではプログレチックな雰囲気にも見えてきます。
「タ~タラタ~タラタッタッタッタ~タ~タラタ~タラタ」っていう基本的なメロディーは、ちょっと聴いてるだけで口ずさみたくなる、本当に綺麗なメロディーです。
 アフリカンとアラビックとヨーロピアンが融合した、そのエスニックなグルーヴ感には、本当にオーネットの曲作りの素晴らしさが見えてきます。
この曲には、”グレイトフル・デッド” の「ジェリー・ガルシア』さんも参加しておられます。

 それでは2曲目の「Bourgeois Boogie」をどうぞ!
 フリーねイメージでファンクなリズムに乗り捲る名曲です。
聴いているだけで、体が動き始めてしまうぐらいの綺麗なメロディでした。

 次に「Happy Hoer」という曲です。
 非常にリズミックなイントロから、自分の気持ちは盛り上がります。
しかし、ギターの “チャイーンチャイーン、、、” っていう脇役は、なんとも普通とは言いづらいぐらいね変テコさですよね。
でも、とっても気持ち良いメロです。
"オーネット" にとっては、こんなポップさが “幸せな時間” だったのかもしれません。

 では4曲目の「Virgin Beauty」です。
 アルバムタイトルの曲です。
この切なさこそが、このアルバムを作る時の気持ちだったのでありましょう。
流石に平凡な曲作りとは思えないぐらいにプログレッシブな印象も見えて来きます。
何とも切なくて、誰かの悲しげな顔立ちも見えてきました。

 次の「Healing The Feeling」ですけど、非常にヒップホップのイメージが強い曲で、そのままユルユルと流れてきます。
ま~、それなりにポップですけど、とっても綺麗な曲です。
皆さんも、こんなヒップホップのリズムに流れて来るメロディーを聴いて、その心を柔らか~く癒されてくださいませ!

 これは流石にイントロから来ますよね!
spelling the alphabet name prints」です。
 リズムの変さも含めて、ここにもやっぱりプログレを感じるメロディだと思います。
短い曲ですけど、なかなか気持ちの良いリフの嵐なのでした。

 さて、次の「Singing In The Shower」なんですけど、YouTubeでは見つかりませんでした。
でも、どの曲もチョビッとだけ聴けるページを見つけました。
ここで、<6 Singing In The Shower> の右側の “Listen Samples” をプッシュして、1分弱ぐらいなんですけど、どうか聴いてみてください。
 ジャズだけでは無く、ファンクやロック好き人々も歓喜するような曲だと思います。
すぐに聴けなくなっちゃうのは、チョイと残念なんですけど、良い曲なのは分かってもらえたと思っています。

 それでは次に、アフリカの砂漠を思い起こさせるような、アフリカンなメロディーの「Desert Players」という曲をどうぞ。
 「予想外に砂漠に辿り着いてしまったけど、こんな素敵な風景を目の前にすると、何故か心心も揺れてしまった!」っていう雰囲気の、なかなか綺麗な曲なのでした。

 次は「Honeymooners 」という名曲なんですけど、やはり見つかりませんでした。
でも ここ を押して、<8 Honeymooners >から、大きな音でベースの素晴らしいイントロを聴いてください。
最初から凄いんですけど、途中から聴こえてくる “SAX” にも圧倒され捲りまま。
 一瞬で終わってしまうんですけど、そんな惜しい気持ちなんかはグッと抑えつつ、次の曲に進みます。

 ライブ盤での「Cologne 」という曲です。
 ベースのソロも素敵ですよね。
あ!途中からのギターも変な雰囲気の弾き方ですし、後から吹き始めるオーネットの吹き方も凄いです。
非常に自由に作られている曲です。
メンバー達のフリーな演奏も、それぞれの自由に演奏の柔らかさが見えてきます。
13分のライブですので、いろんな世界を想像しながらでも酒も飲みたくなってしまいました。

 次も91年のライブで「Spelling The Alphabet」という曲です。
 リフもカッチョ良いです。
ファンクなリズムにフリーなロックの力強さも見えてきます。
素晴らしきプログレチックなリズムですし、ある意味では、不思議なフリさにやられ捲ります。

 さて、最後はこの曲です。
Unknown Artist」!!!
 名の知れぬアーティストには、その奥底に控えている芸術への強い拘りが見えてきます。
オーネットのソロの素晴らしさと、彼の愛情が胸の奥に収まるぐらいの、そんな柔らかいEND曲なのでありました。


 ゆっくり聴いてくださって、本当にありがとうございました。
Ornette Coleman』の、普通のジャズとは違った音楽の世界!
皆さんは、どう思われましたか?
良い気分になってくだされば、それはもう嬉しい限りでございます。
自由な時間を見つけて、酒でも飲みながら聴きたくなるワタクシなのでございました。
他にも “Ornette Coleman & Prime Time Band” でアルバムを発売しておりますので、どうか探してみてください。

お疲れ様でした。。。


 さて、『Der Zibet』には、久しぶりにイベントがやってきます。

     6月日25(土) 19:00~ 吉祥寺 GB
     7月3日(日) 17:30~ 高田馬場 PHASE

 “GB” は2つのバンドでのイベントですので、長めの楽しめる時間になると思います。
で、久しぶりの “Phase” なんですけど、こちらは予想外のキラキラな5バンドでのイベントですので、ある意味では普通とは違ったデルジになるのかもしれません。
 どちらにしても、楽しく見に来て頂けることを祈っております。
みんなで楽しい初夏を作り上げましょう!

それでは。。。
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by rock_capybara | 2016-06-02 20:00 | MyuZick | Trackback
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